男性不妊検査について

精液検査

男性不妊治療をする上で、非常に重要な検査です。
精液量、精子濃度、運動率、奇形率、白血球数などを調べます。

 

検査前、2〜7日間の禁欲後、マスターベーションで採精した精液を、
室温でしばらく放置して液化させてから検査します。

 

自宅で採精したものを届けても大丈夫です。
ただしその場合は、冷やさないように持ってくるようにします。
ハンカチなどに包み、胸元に入れて持ってくるなどするとよいでしょう。

 

WHOでは、正常な精液の状態を以下のように定めています。

 

1回に射精される精液の量 ・・・ 2ml以上
精子濃度(1ml中の精子の数) ・・・ 2000万個以上
精子の運動率 ・・・ 動いている精子が50%以上、
              そのうち高速でまっすぐ進む精子が25%以上
正常な形態の精子が占める率 ・・・ 30%以上
生存している精子が占める率 ・・・ 75%以上
白血球数(炎症があると増加) ・・・ 1mlに100万個未満

 

上記の規定からはずれている場合は不妊原因になっていると考えます。

 

精子濃度(1mlの精子数)が2000万個に満たない場合は乏精子症、
精液中に精子がまったく見当たらない場合は無精子症、
直線運動している精子が少ない場合は精子無力症、
正常な形態の精子が少ない場合は奇形精子症と診断されます。

 

ただし、精液の状態には、体調やストレスなどの影響が出やすいので、
一度検査結果がよくなかったからと言って、異常であると決める必要はありません。
間を空けて、2〜3回は検査することになるでしょう。

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